usenへの転職: 2008年1月 - 求人情報
usen、正念場を乗り越えて再浮上なるか。
「GyaO」は2005年4月の事業スタート以降、インターネットコンテンツ、広告業界の改革者として注目を集めてきた。画像コンテンツから動画コンテンツへ――。現在のリッチコンテンツ主導の流れをつくったパイオニア的存在だった。市場関係者は数々の新事業を成功させてきたUSENの社運を賭けた大投資に、期待を込めて注目していた。USENの株価は、会員数の増加ペース、事業収益の動向が発表されるたびに大きく動いた。
事業スタートから3年弱。、「GyaO」は依然として事業赤字を続けている。会員数の増加は続いているが、株式市場の期待を下回っている。
usenの社運をかけたとも言える事業、動画配信サービスのGyaoが正念場を迎えている。サービスリリース当初は、usenの持つブロードバンドというインフラ、及び関連会社で保持するソフトウェア資産を非常にうまく活用できる画期的なビジネスモデルということで期待と共に注目を集めた。
しかしながら最大の誤算はYouTube、ニコニコ動画というユーザ投稿型の無料動画視聴サービスの躍進で、こういったサービスさえ登場してなければ、と関係者も非常に歯がゆい思いをしていることは想像に難くない。
YouTube、ニコニコ動画ともに著作権の問題を常にはらみながら大きく成長してきたが、その部分については今でもまだグレーのままだ。そのグレーな部分こそに成長の原動力があったわけだが、今後、法改正やコンテンツホルダーからの圧力などにより、グレーなまま運営を続けることができなくなるという可能性もある。
usenは先代から現在の宇野康秀社長にバトンタッチしてから大阪有線放送時代の電柱違法占有問題などの負の遺産を一掃し、クリーンであることを目指してビジネスを成長させてきた。
そのクリーンさが今後の成長のキーであると見ている。コンテンツホルダーが安心して動画コンテンツを配信できるインフラを提供しつづけ、テレビ局、映画配給会社などをうまく味方につけることが今後の逆転の可能性の要素となるであろう。
動画サービスのパイオニアであるusenには、今の逆境を乗り越え、さらなる飛躍を遂げて欲しいと願っている。
