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楽天、EC業界初のPCIDSS完全準拠。
楽天市場の決済プロセスがクレジットカード業界の情報セキュリティ基準に完全準拠
楽天は1月10日、インターネットショッピングモール「楽天市場」の決済プロセスが、クレジットカード業界における情報セキュリティ基準「PCIDSS」に完全準拠したと発表した。PCIDSSは、クレジットカードのアカウント情報や取引情報を保護するため、クレジットカードの国際ブランドであるVISA、MasterCard、JCB、American Express、Discoverの5社が共通して採用する情報セキュリティ基準。
クレジットカードの不正使用や偽造、フィッシングをはじめとしたID詐取等、クレジットカードに対する脅威が増加している。業界として有効なセキュリティ体制の構築とその運営を強固なものにするため、2004年に業界で統一されたセキュリティ基準であるPCIDSS(Payment Card Industry Data Security Standard)が発行され、関連する全事業体を対象としたセキュリティ基準が作られた。
今回の楽天の取り組みは、EC業界としてはじめてこの基準に準拠するというもの。日本のマーケットにおいては、ネットユーザのクレジットカードに対する不信感がまだ根強く残っている。クレジットカードを利用しない場合の決済手段の不便さが障壁となり、EC事業者が販売機会を逸しているケースもまだ多くあると見られている。
楽天のこの動きは、最大手の事業者としてはあるべき戦略であろう。利用者に少しでも安心感を持たせることにより、今までは逸していた販売機会の増大につながる可能性がある。今後、このPCIDSSの取得という流れは業界標準となっていくであろう。
