2007年12月 - 求人情報
インデックス・NHK連合があらたな一歩を踏み出す。
インデックスは12月10日、自社が運営するエンターテイメント系モバイルサイト「速報Musicサーチ」にて、NHKと共同開発した「Mojie(モジエ)」を活用し、NHKの人気コンテンツの動画配信を開始した。インデックスが提供する速報Musicサーチは、1万曲を超える楽曲のほか、着信メロディや着うた、着うたフル、アーティスト情報などを含む音楽情報や、映画情報、動画コンテンツなどを配信するエンターテイメント系のモバイルサイト。
このたび、インデックスとNHKが共同で開発にあたってきた、放送番組のコンテンツを視聴者が携帯電話を通じてオンデマンドで享受できるサービス「Mojie」を活用し、速報Musicサーチの「速M.tv(ソクエムドットティービー)」コーナーにて、NTTドコモ会員向けに、NHKの人気コンテンツの動画配信を開始する。
NHKはかねてから自社製作の映像コンテンツをインターネットで配信する計画を進めてきていたが、インデックスと共同で開発してきたモバイル上での動画配信システムがまずは始動する。
YouTubeやニコニコ動画の隆盛に見られるように、ネットやモバイルでテレビ放送コンテンツを見たいというニーズは非常に高い。現段階では、個人ユーザが勝手に動画をUPしては著作権者が削除申し立てを行うといういたちごっこが続いている段階だが、ネット上でのユーザニーズに気付いている著作権者側が、自社で本格的にネット動画配信を手がけるようになる時代は遠からずやってくるだろう。
その際、コンテンツ供給・インフラ供給・ユーザ集客・課金フロー等々の役割分担がどうなるかにより、今後の放送業界とネット業界の新たな関係性が形作られる。ネット各社の中では一歩リードしている、インデックスの今後の動向が楽しみだ。
個人用電話の転送サービスをWeb上で操作・管理できるサービスがリリースされた。
個人向け転送電話番号サービス「SmartNumber」、トランスコスモスが提供
トランスコスモスが個人向け転送電話番号サービス「SmartNumber」のベータ版を公開した。SmartNumberは、個人が所有している携帯電話や固定電話の番号などをひとつにまとめ、ウェブの専用管理画面から転送、着信拒否の設定、履歴確認などが一元的に管理できるサービス。
懸賞応募、ネットショッピング、オークションなどを利用する際に、プライベートな番号を登録することに不安な場合などに重宝するほか、複数の番号が必要なビジネスマンや、多くの番号を一人で活用する接客業などにも適している。
昨今の個人情報流出事件などで、プライベートな番号を登録したり公開することに不安なユーザーが多数存在する中、そうしたニーズに応えるサービスとしてリリースされたもの。相手側に自分本来の連絡先を隠し、仮の連絡先だけ伝えるというやり方は、インターネットにおける無料Webメールサービスのあり方に通じるものがある。そういう意味で、このサービスは世の中のニーズに合致する可能性があるのではないか。
コールセンター事業などで扱う「電話」の領域と、インターネット事業での領域をうまく組み合わせた、トランスコスモスらしいサービスだ。
BT(行動ターゲティング)広告が一気に普及しそう。
ヤフー、行動ターゲティング広告配信システムを個人サイトに提供
ヤフーは12月13日、サイトやブログを運営する個人、法人向けに、行動ターゲティング広告を配信するサービス「アドパートナー」を公開した。同日より利用登録の受け付けを開始し、17日より広告を配信する。サイト運営者はYahoo! JAPANのアカウントを利用してアドパートナーの利用登録をし、自身のサイトに広告を掲載する。広告の閲覧数などに応じて報酬が支払われる仕組み。運営者に支払われる広告料は「最初は安い広告費で広告主に提供しているため、1000ページビューで数十円」(ヤフー)という。
ヤフーが、パートナーサイトとして登録された個人や法人のサイト運営者向けに広告配信システムを提供する。グーグルのアドセンスに対抗するサービスと見る向きもあるようだが、最大の違いはアドセンスがコンテンツマッチ方式であるのに対し、ヤフーのアドパートナーは行動ターゲティング広告であるという点だ。
ヤフーの場合、大多数の日本人が利用するポータルサイトを運営しているという大きな利点があり、Yahoo!内で個人の行動履歴を広告配信に活用するのであればある程度精度の高いターゲティング広告をユーザに向けて表示させることは可能であろう。
行動ターゲティング広告の場合、通常の広告より3倍以上のクリックレートが出るという調査結果もあり、費用に比べて効果が出るのであれば広告主も獲得しやすくなる。参画パートナーに対しての報酬はスタート時には安い金額の設定になっているようだが、効果が実証されれば金額の引き上げも可能であろう。そうなったとき、Webサイト・ブログ運営者がアドセンスを選ぶのかアドパートナーを選ぶのか、より魅力的な報酬体系を構築できた方に流れると思われる。
今後の展開次第では、マーケットが一気に動く可能性がある。注目したい。
アマゾンでも、モバイル経由での売上げの比重が増加しつつある。
成長を続けるモバイルコマース市場。モバイルコンテンツフォーラムによると、2006年のモバイルコマース市場は5624億円で前年比38%増、その中でも物販系の成長は著しく、前年比68%増の2583億円となっている。
12月7日に開催された「モバイルビジネスサミット2007 マーケティングエディッション」のパネルディスカッション「EC企業にとってのモバイルとは」では、そんなモバイルコマースに取り組むアマゾン ジャパンAmazonモバイルシニアマネージャーの原田卓氏、SHOPPING.JPの代表取締役社長である半澤修太郎氏がパネラーとして登場し、その現状や新規参入の際の施策や心構えなどを紹介した。なお、モデレーターはビッグタウン代表取締役社長CEOの近藤勝俊氏が担当した。
モバイルでは、物理的な画面の制限があるためにPCより一覧性や検索性が乏しい。そのため初めてサイトに来てすぐに購入するというケースはまだ少く、それゆえに顧客をつなぎとめ、メール送付などのPUSH型で接客していくという手法が大切だ。
PUSH型で接客するという意味では、アフィリエイト型の販売手法も有効だ。アマゾンジャパンでは、2005年7月よりモバイル上でのアフィリエイトであるアソシエイト・プログラムを世界に先駆けて日本でスタートさせた。この日本での実績を受け、この取り組みをワールドワイドでも展開している。
インターネットサービスのモバイルへのシフトが加速している。PC上での成功が必ずしもモバイル上で活きるとは限らず、モバイルならではの手法の開発と実践が求められている。今後モバイルECの世界では、PCマーケティングのサブとしての位置づけではない、モバイルに専門特化した販売・マーケティングスキルを持つ人材への需要が高まっていくであろう。
ガールズウォーカーにもオーバーチュアのキーワードマッチング広告が導入される。
エフルートとオーバーチュアが「girlswalker.com」と連動
エフルートとオーバーチュアは12月25日、ゼイヴェルが運営する女性向けの携帯電話ポータルサイト「girlswalker.com(ガールズウォーカー)」に、検索機能と検索連動型広告を、それぞれ提供した。
ガールズウォーカーは、2000年6月にサービス開始。ファッショントレンド情報、芸能情報、携帯オークション、お天気、占い、人気着メロなどを、iモード、au、ソフトバンクの対応端末にて、無料で閲覧できる。
モバイルサイト「ガールズウォーカー」をはじめ、「東京ガールズコレクション」や、「渋谷ガールズコレクション」などファッションイベントの実施、次々と新しい話題を提供するゼイヴェル。今後は、ネットファッションメディアとしてF1層をターゲットにしたファッション界の更なる活性化を軸とし、F1層に入る前の世代やF1層を通過したアラウンド30(30代前後)の女性への認知度も高め、様々なサービスを提供していくとのこと。
その中で、主力のモバイル事業でのオーバーチュアとの提携。圧倒的なユーザ層を背景に、物販のみならずモバイル広告の売り上げを伸ばし、収益のさらなる多角化を狙う模様だ。
モバイル広告市場がますます面白くなってきた。
エキサイト、テレビ番組の話題に特化した携帯電話向けチャットサービスを開始
エキサイトは12月21日、テレビ番組の話題に特化した携帯電話向けチャットサービス「ちゃのまテレビ」(http://chanoma.excite.co.jp/)を27日より開始すると発表した。
ちゃのまテレビは、無料のユーザー登録を行うだけで、誰でも自由にテレビ番組に関連したチャットルーム(ちゃのま)を作成し、テレビを観ながら他のユー ザーとのチャットが楽しめる携帯電話向けチャットサービス。未登録のユーザーでも、チャットルームの閲覧が可能となっている。
テレビを見ながら携帯で番組についてチャットができるという面白いサービスだ。一人でテレビを見ているとき、内容について突っ込んでみたり、他人と感動を共有したいような時があるが、そのような「他の人と一緒に見る」楽しさを仮想体験できるものになるのだろう。
ニコニコ動画にはまっている人は、Youtubeを見てると寂しくなるという。ニコニコのサービスを特徴づける、画面にコメントを付け合うという機能がyoutubeには無いからだ。一方的に放送を「流す」だけであったテレビに、他人と気持ちを共有できるという機能を付加するこのサービス、どれくらいユーザに支持されるかが楽しみだ。
それにしてもエキサイト、いろいろ新機軸を打ち出そうとする姿勢が好ましい。
グーグル、NTTドコモと包括提携。
ドコモ、米グーグルと包括的提携交渉--検索、広告などで
NTTドコモが米Googleと包括的に提携するべく交渉していることが12月25日、わかった。検索や広告のほか、Googleの携帯電話向けプラットフォーム「Android」などに関して協力していくものとみられる。
ドコモは現在、モバイルサイトの検索に自社開発した検索エンジンを利用している。ただしこの検索エンジンの検索範囲は公式サイトと呼ばれるドコモ公認のサイトのみで、一般サイトと呼ばれる非公認サイトは他社の検索サービスに誘導する形を取っている。
Googleと提携することで、新たに一般サイトについても、iモードの検索結果に表示されるようにする。また、ここに表示される検索連動型広告は、GoogleのAdWordsを採用する。
「囲い込み型」を堅持してきたNTTドコモが、新たな道を選択した。大きなニュースではあるが、一方ではむべなるかな、時代の流れを考えると来るべきものが来た、ということであろう。
公式サイトの相対的地位が低下し、勝手サイト(この呼称も、いずれ使われなくなるだろう)へユーザが流れていく傾向がますます顕著になる中、ドコモとしても思い切ってオープン化へ舵へ切っていかないと、ユーザから見放されてしまうという懸念があったに違いない。
Androidを採用するということも含め、今後のグーグルとドコモの動向には注目していきたい。
アウン、シリウスのモバイルSEO事業譲受を8億5000万円と発表
アウンコンサルティングは12月25日、シリウステクノロジーズから譲受するモバイルSEO事業に関して、事業譲渡契約書を締結したと発表した。
譲り受ける部門の経営成績は、直近の半期決算の売上高で7100万円。事業譲受にあたり、アウンコンサルティングはモバイルSEO事業の営業権と、運営上 合理的に必要な範囲の顧客情報、当該顧客を承継する。また、当該事業に関わるシリウステクノロジーズの従業員は、アウンコンサルティングに転籍する。
譲受価額は8億5000万円で、2008年2月1日に現金で支払う予定だという。
うーん、ここまで高い価格になるとは予想できなかった。リリースでは、モバイルSEOサービスの多数の導入実績を高く評価と書いてあるが、SEOのテクニックなど水物で、今のやり方もいつ陳腐化するかわからない。特に、試行錯誤が続いているモバイル検索市場では尚更。アウンコンサルティングは、思い切った価格で買ったものだ。
数人規模の移籍になると思われるが、その人員の採用費用が今回の8億5000万円、とも言えるのではないだろうか。採用費用と考えればとんでもなく高い買い物になるが。。。
今後、買収金額に応じた収益をたたきだせるのか、見ものだ。
コンテンツマッチ型広告プロバイダーの陣取り合戦がモバイル上で激しくなってきている。
mixiモバイル、オーバーチュアのコンテンツ連動型広告を導入
ミクシィは12月20日、同社が運営するSNS「mixi」の携帯電話サービス「mixiモバイル」において、オーバーチュアのコンテンツ連動型広告「コンテンツマッチ モバイル」を導入し、広告掲載を開始した。
オーバーチュアは98年にPC向けの検索連動型広告を開発し提供を開始した先駆的存在であるが、今年2月にモバイル向けコンテンツ連動型広告「コンテンツマッチモバイル」をスタートさせている。
モバイル広告市場は、今年2007年に急成長を遂げたが、中でもmixiやモバゲー等のCGM系サービスの伸びが顕著だった。今回は、その一角であるmixiがオーバーチュアのシステムを導入するということで、これでますますプロバイダ各社のメディア獲得競争が過熱しそうだ。
なお、今年10月にはモバゲーがオーバーチュアの「コンテンツマッチモバイル」を導入している。
メタバースの世界にはてなが進出。成功なるか。
「はてなワールド」クローズドベータで公開、地図上で会話できる新サービス
はてなと子会社のHatena Inc.は12月13日、新サービス「はてなワールド」と「はてなハイク」をクローズドベータ版として公開した。
はてなワールドは、自分の描いたキャラクターを操作して、世界中の人々と会話を楽しめるというサービスで、現在は「hatenaworldグループ」参加者のみ参加できる。
会話機能ではログの公開設定や会話範囲などの細かい設定が可能。自分で作成したキャラクターは他ユーザーと共有することができるという。
セカンドライフをはじめ、仮想空間サービスを特徴づける最大のポイントは「コミュニケーションの同期性」である。ブログやSNS上でのコミュニケーションとは違い、仮想空間内では、ユーザ同士が同時にログインしていなければコミュニケーションが成立しない。
同期性があるが故にインタラクティブな臨場感が味わえるのだが、一方で、ある一定数以上のユーザ数を確保できないと会話する相手がいないという状況に陥ってしまう。場を盛り上げられるかどうかの臨界点が、SNSや掲示板のような非同期サービスより格段に高いのである。
そういう状況において、ヘビーユーザをたくさん抱えるはてなが仮想空間サービスに参入するのは筋が通った戦略だ。仮想空間に進出する企業が増えているが、場が「盛り上がる」までに至らないケースが圧倒的に多い。しかしはてなであれば、その臨界点を突破するだけのユーザ資産をすでに十分に持っている。
どこまでユーザに支持され、サービスとしてどこまで進化するか。今後が楽しみである。
電通がオプトに追加出資を決定。
電通とオプト、業務・資本提携に合意
電通とオプトは12月20日、「資本・業務提携の強化に関する基本合意書」を締結した。電通は、同社が保有するオプトの第4回新株予約権をすべて行使し、またオプトの普通株式を公開買付により取得し、オプトの総株主の議決権に占める保有議決権の割合を3分の1超とする。
電通は、オプトのインターネット広告に関する知識や販売におけるノウハウを評価しており、インターネット広告において両社の役割を組み合わせることで補完 できる領域が多いとの認識に至った。両社は連携をより強化するため、電通がオプトを持分法適用関連会社とするだけでなく、筆頭株主としてオプトの経営にも 直接参画することを目的に、新株予約権の行使と公開買付の実施を決定した。
前回の出資時も業界の大きな話題となったが、今回の電通のディール後の電通の株式所有割合は3分の1以上。かなり踏み込んだ資本政策となった。これで電通は、オプトの株主総会特別決議の拒否権を得たことになる。
テレビを代表とする既存メディアの広告取り扱い高の伸びに限界が見える中、電通としてもネット分野をさらに強化しておきたいという思惑が強いのであろう。ネット広告分野におけるサイバーエージェント、セプテーニなどとの勢力争いが今後どうなっていくのか、要注目であろう。
カカクコムの新築マンション検索サイトについてのプレスリリース。
カカクコム、新築マンション検索サイト『マンションDB』で全国約800都市の特徴が一目で分かる「街力分析」を提供開始
株 式会社カカクコム(東京都文京区 代表取締役社長 田中実、東証コード:2371、以下 カカクコム)は、同社が運営する新築マンション検索サイト 『マンションDB(リンク)』において、2007年12月21日(金)より、全国の都市を様々な角度から分析する「街力分析」を提供開始しました。
また、新たに北陸・甲信越、中国・四国、九州・沖縄エリアの掲載を開始し、物件情報の提供エリアが全国に拡大、約1700件の新築マンションを検索できるようになりました。
マンション選びにおいては物件そのもののほかに、物件周辺エリアの特徴も重要な判断材料のひとつになるということから、街を様々な角度から数値化し、マンションが立地するエリアの特徴を把握できるという「街力分析」を導入したとのこと。
カカクコムの本来の強みは、家電製品などの消費財におけるショップ毎の価格比較機能、および製品に対する豊富な口コミ情報の集積にある。しかしながら扱う商材が本件のような「新築マンション」の場合、当然ながら1物件に対する価格はひとつしかないので価格比較が成り立たず、かつ商材(物件)に対する利用後の口コミ情報の収集ができない。
今回の「街力分析」という仕組みはそれらの不足を補うためのサービスといえるが、分析データが定量的なもののみなので、ユーザにとってどこまで利便性の高い参考情報となり得るか。
不動産情報提供分野には強力な専門サービス会社がひしめくなか、どこまでカカクコムの強みを活かしたサービスを提供できるか。今後がみものである。
ネット業界大手からベンチャー社長へ転進。
ヤフーマーケティング本部長の大蘿氏が退社、1月1日付けでマイスペース社長に就任
ヤフーマーケティング本部長の大蘿淳司氏が2008年1月1日付けでマイスペース代表取締役社長に就任することが明らかになった。
ヤフーによると、今回の人事はグループ会社間での人事異動や出向といったものでなく、あくまで大蘿氏の意向によるもので、同氏はヤフーを退社してマイスペースに入社することになる。正式なコメントについては2008年1月1日以降に行うとしている。
なお、現マイスペース代表取締役社長の香山誠氏はマイスペースを退社し、兼任していたグループ会社の事業に注力する。
ソフトバンクグループ間の異動なので、会社側の人事戦略と思いきや大蘿氏本人の意向とのこと。ヤフーのマーケティング本部長という花形ポジションを投げ打ち、まだ日本マーケットでの先行きが不明確な会社のトップの道を選んだ大蘿氏の選択にエールを送りつつ、その手腕を見守りたい。なお、大蘿氏はアクセンチュア出身。
日本ではミクシィの一人勝ち状態になっているSNS業界だが、今後の趨勢がどうなっていくか楽しみだ。
モバイルでの口コミマーケティング。
サイバーエージェント、クチコミ促進サービス「AmebaPR」をモバイル対応に
サイバーエージェントは12月19日、同社の提供するクチコミ促進サービス「AmebaPR」を2008年1月からモバイルに対応させると発表した。
AmebaPRは、同社が運営するブログサービス「Ameba(アメブロ)」の会員約230万人を対象に、プロモーションを行いたい商品やサービスの情報を、ブログ記事のネタとしてブログ管理画面上に配信するサービス。
商品やサービスの特性に合わせてブロガーにアプローチできるため、特定のターゲットへのピンポイントなクチコミPRを行うことができるという。
口コミ系のサービスは、モバイルに親和性が高い。PC上での購買行動とモバイル上での購買行動を比較すると、PCでは検索・比較というフェーズを経てアクションやコンバージョンが発生するのに対し、モバイルではリコメンドされているものに対して他との比較無しに購買行動が発生しやすいという特徴がある。
知人のモバイルコンテンツプロデューサーが、モバイルECサイトのトップページに「お勧め商品」と打ち出した途端に飛ぶようにそれが売れていく様を見て、ユーザは本当は何も考えてないんじゃないか、と本気で心配していた。
今後の、当事業の展開に注目したい。
人材採用にブログを活かす。
シックス・アパートのDNAが仕掛けるソーシャルグラフ
「初 期の頃のメンバーをみると、皆いわゆるブロガーという人間ばかりで。当時はやっぱりブログを書いている人といえばエンジニアをはじめネット業界の人間が多 かったですし、そういった中で人が集まってくるというのはありましたね。それこそブログを通じてその人を知ってるわけなので、どんな人なのか、どんな仕事 をしてきたのかなどが見えるので結果的に採用に至る人数が多くなります」(シックス・アパート代表取締役 関信浩氏)
創業期において、人が人を呼ぶというスタートアップベンチャーにとっては理想的な形の採用だ。しかも、ブログの会社だけあってブログでつながるという側面がより強く出るのであろう。ブログは、特にネット業界にあっては転職活動の重要なツールになりつつある。数回の面接よりも、自分の知識や人脈、経験などを如実にアピールできる場であるからだ。
paperboy&co.の家入社長などは、面白いブログを見つけたら、リクルーティングのためにそのブロガー直接コンタクトをとるとのこと。はてなの近藤社長も、採用の際には応募者の何ヶ月分ものブログを読み込んだ上でその人物を判断するという。
引用続き:
た だ、会社としてはじめからブログを書いている人を求めていたわけではない。では、なぜ採用した人物のほとんどがブロガーだったのだろうか。上記のような理 由に加えて、関氏はブログを書いている人のコミュニケーション能力に注目すべきだとしている。ブログはコミュニケーションツールなのだ。
その人のコミュニケーション力も如実にあらわれるのもブログ。コミュニケーション能力の高い人のブログは内容も濃い。
ようやくあの機能を実装。
「mixi日記」で記事ごとの公開範囲の設定が可能に
ミクシィは12月18日、自社が運営するSNS「mixi」で、プレミアムユーザーに向けに「mixi日記」の記事ごとに公開範囲の設定ができる機能を追加した。
このたびの機能追加では、日記作成ページにて、記事ごとに「非公開」または「一部の友人まで公開」の設定が可能となる。一部の友人まで公開の設定では、公 開したいメンバーを、マイミクシィ一覧ページで設定したグループより選択することがでる。また、公開範囲を設定した記事を閲覧できるユーザーは、同じ記事 が閲覧可能なメンバーを確認することも可能となる。
この機能があれば、最近世間を騒がしている炎上事件も多少は減るのかな。まあ、炎上を起こしてしまうような人はこんな機能をいちいち使わないという気もするが。
こういう機能が実装されると、SNSサービスも、よりクローズドな方向を志向していくのではと予感させられる。就職活動の定番であった「みんしゅう」が最近はあまり人気が無く、情報交換が内輪のブログやSNSといったより小さい、クローズドな世界でやりとりされるようになっているというしね。就職情報や転職情報などの情報交換は、クローズドな
コミュニティの方がやりやすい。
オープンであるインターネットと、クローズドなコミュニティであるSNSが今後どのような関わりを見せながら発展していくのか。
モバゲー「20歳以上がけん引」「成長維持できる」
同社が公開した資料によると、11月時点のユーザー800万人のうち、10代は44%で、総務省がフィルタリング導入強化を要請した18歳未満は29%。10代の割合は、会員が200万人だった1年前の69%から減っている。
一方、11月時点では20代が38%、30代以上が18%と、10代より上の年代の割合が増えてきており、新規入会者は20代以上が4分の3を占めている。
モバゲーって高校生ユーザがメインだとばかり思っていたが、さにあらず。現在、10代のユーザは44%にすぎず、その中でも18歳未満のユーザは3割に満たないそう。
逆に、30代以上のユーザが18%もいるのに驚き。みんな、中でどんなコミュニケーションを取っているんだろう。それとも、年齢が高くなるにつれ、利用の仕方が違ってくるのかな。そのあたりが興味深い。
20代、30代ユーザが増えてくればユーザの平均可処分所得が大きくなってくるし、モバゲーとしてのビジネスチャンスも広がる。今後の展開が楽しみだ。
モバイルサービスにオールアバウトが参入。
モバイル版All About開始--ガイド記事約7万本が携帯電話で読める
オールアバウトは12月17日、総合情報サイト「All About」に掲載されているオリジナル記事を、第3世代携帯電話で閲覧できる「All About モバイル」(http://m.allabout.co.jp/)を開始した。
All About モバイルは、PC版のAll Aboutに掲載されている約450テーマのガイド記事約7万本を、誰でも無料で閲覧することができるサービス。外出先や移動時間などの空き時間や、PC 環境がないシーンでも、All Aboutの記事を閲覧することができる。
まだモバイルやってなかったのか、という意味でちょっと意外なリリース。今までモバイルに参入しなかったのは、オールアバウトというメディアがPCに親和性が高く、モバイル向きではないとの判断があったからか。
オールアバウトを使うのは、何かの分野でちょっと集中的に調べ物をしたいときとか、そういうシーンが多い。特に、どのサイトを参照すべきかを知る際に、ガイドのピックアップしたサイトが参考になる場合が結構ある。そういう意味で、やはりPCの前に座って使うサービスというイメージが強い。
これが、モバイル上ではどのような使われ方をするか。単純にPCのサービスを移すだけではなく、モバイル特有の見せ方、使い勝手をどこまで工夫できるかが成否の鍵を握っていると思われる。
アウン、モバイルSEO事業をシリウスから譲受
アウンコンサルティングは12月17日、シリウステクノロジーズのモバイルSEO事業を譲り受けることに基本合意した。これにより、SEOに関してPCとモバイルのコンサルティングを総合的に提供できる体制を整え、既存事業との相乗効果が上がることを狙う。
譲り受けるのはモバイルSEO事業。譲り受け部門の経営成績や資産、譲り受け価格などは明確になり次第公開するとしている
シリウステクノロジーといえば、若手社長率いるモバイルに強い技術者集団だ。モバイル関連のSEOサービスもその中心的事業だったはずだが、今後は広告配信システムなどのより純粋な(?)技術的サービスに注力していくということか。
一方のアウンコンサルティングは、平成20年5月期中間期の業績下方修正を発表したばかり。売上高比率に占める割合が高い検索連動型・コンテンツ連動型広告事業が足を引っ張ったようだ。利益率の高いSEO事業の再強化のため、モバイルSEO事業の買収を選んだことが読み取れる。
しかし、SEO事業を譲受とは具体的にどのような形で行われるのだろうか。SEOという事業の特性上、その中身はほとんどが「ノウハウ」とそれを持つ「人」そのものが事業上の価値となるはずだが。今後の成り行きに注目したい。
サービスの内容や機能、ユーザに向き合う姿勢などが非常にユニークで興味深いが、それはやはり運営会社のドワンゴの企業文化と密接な関係があるようだ。
ユーザをとことん信頼し、ともにサービスを作っていこうという姿勢である。
ネットの住人が心地良い居場所を作りたい--「ニコニコ動画」を生み出した企業文化:Cnet
「(ユー ザーに委ねるのは)怖いですよ。でもそれはリスクと考えるか、チャンスと考えるかだと思うんですね。リスクは当然ヘッジする方法を考えながらやります。で も、これはチャンスだと思うんです。新しい、今までにないものを生み出すのはチャンスじゃないでしょうか」とニワンゴ 代表取締役 兼 ドワンゴ ニコニコ事業部 部長の杉本誠司氏は話す。
真のCGMサービスとはこれくらいの覚悟が無いと成り立たないのかもしれない。